政子コース
北条氏の本拠地である守山周辺を散策
源頼朝と北条政子のゆかりの地を巡る
平氏との争いに敗れ、源頼朝がこの地に配流されたことで2人は出会うことになります。この時、源頼朝はわずか14歳の少年、北条政子は4歳の幼子でしたが、20年間の歳月の中で次第に恋仲へと発展し結婚に至ります。 この出会いが大きく歴史を動かしていき、源頼朝は挙兵~鎌倉幕府の設立を成し遂げます。伊豆の国市では2人が過ごした足跡が色濃く残っています。北条氏の本拠地であり、2人が愛を育んだ地域でもある守山周辺を散策し、当時の2人に想いを馳せて見てはいかがでしょうか?
1.鎌倉殿の13人 伊豆の国市 大河ドラマ館
大河ドラマで使用された小道具や衣装の展示、メイキング映像の上映、ストーリーやキャスト紹介パネル等の展示など、大河ドラマの世界感を体験出来ます。 物産館や展示スペースも隣接していており、伊豆の国市の名産やお土産品のお買い物や地元ならではの伝承などをお楽しみいただけます。
大河ドラマ館サイトへ2.蛭ヶ島公園
平治の乱に敗れ、源頼朝が配流されたとされている土地です。現在は公園として整備されており、頼朝と政子をイメージした「蛭ヶ島の夫婦(ふたり)」像や二人の馴れ初めが掛かれた記念碑などがあります。 田園風景越しに富士山を眺める姿は当時の2人を見ているようです。
詳しく見る3.北条氏邸跡(円城寺跡)
鎌倉幕府の執権として活躍した北条氏の館があった場所です。透明の解説板越しに発掘跡を見通すと当時の建物が建っているように見える仕組みで、建物群の位置関係やスケールが理解できようになっています。
詳しく見る4.眞珠院
源頼朝の最初の妻とされている「八重姫」をまつる寺です。頼朝公との悲恋から「せめて不幸な女性の守り神に。。」と恋愛成就のお守りである那木の一枝を手に取り、八重姫が身を投じたという言い伝えが伊豆の国市に残っているため、女性のパワースポットとして信仰されています。
詳しく見る5. 信光寺
源頼朝に仕えていた武田信光が源頼家の菩提を弔う為に開いたお寺です。武田信光は馬術・弓術で優れた才能を発揮し、弓馬四天王と称えられた武人で、風林火山で有名な武田信玄の祖先にあたる人物です。 本堂左手に信光公廟所と西国三十三番観音石佛を安置しています。
6.願成就院
鎌倉幕府初代執権である北条時政が源頼朝の奥州藤原氏征討の戦勝を祈願して建立したお寺で、北条氏の氏寺でもあります。大御堂には青年期の運慶が造立した国宝指定の五体の仏像が祀られており、鎌倉様式・運慶様式の確立を示す日本彫刻史上の代表作といわれています。
詳しく見る7. 守山八幡宮
源氏の氏神八幡神を祀ることから源頼朝との関わりが伝承されている神社です。源頼朝が源氏再興のために挙兵し、最初の攻撃目標とした山木兼隆との戦の際に、この守山八幡宮の本殿付近で戦況を伺っていたとされています。
8.成福寺
元寇を迎え撃ったことで知られる鎌倉幕府第8代執権北条時宗の子・正宗が一族の菩提を弔うため開創した北条家ゆかりのお寺です。境内には正宗と父時宗、母覚山尼の供養塔もあり、6月中旬~8月中旬は約200種類250株の蓮の花が咲き誇ります。
詳しく見る9.長徳寺
長徳寺十王堂には、地獄の裁判長「閻魔大王」とむき出しの歯が丈夫そうとのいわれから「歯のお地蔵さん」とも伝えられる奪衣婆さんが安置されています。また、地獄絵図の掛け軸も収蔵されています。
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