伝堀越御所跡
室町幕府による関東支配の要所
背景
伝堀越御所跡は「堀越公方」と呼ばれた足利政知の御所があったと伝えられる場所です。 室町時代の後半、大名の勢力争いが激化し、日本各地で戦乱が起こっていました。特に関東地方は、京都にある室町幕府に従う勢力と対抗する勢力とが激しく争っていました。そこで、将軍の足利義政が、直接関東地方を支配するため、1457年(長禄元年)、鎌倉公方として派遣したのが兄の足利政知です。しかし、政知は戦乱のため関東(鎌倉)まで行くことができず、韮山の堀越(四日町の一部)の地に御所を構えました。これにより政知は「堀越公方」と呼ばれました。しかしこの御所も、政知の死後、1493年(明応2年)に伊勢宗瑞(通称:北条早雲)によって滅ぼされてしまいました。
見どころ
堀越公方の生活が分かる国指定史跡
発掘調査によって、御所に伴うと考えられる、遣り水や滝口などの池跡が見つかっています。伊豆韮山の地で公方が都風な生活をおくっていたことがわかる貴重な遺跡です。
基本情報
名称 | 伝堀越御所跡 |
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所在地 | 静岡県伊豆の国市四日町字御所ノ内932 |
TEL | 055-948-1428(市役所 文化財課) |
FAX | ― |
拝観時間 | ― |
拝観料 | ― |
駐車場 | 守山東駐車場 大型:3台 普通車:18台 優先車:1台 |
URL | ― |
注意事項 | 敷地内には入ることができません。 |
写真/動画等の撮影 | 可 |
ペット同伴 | 可 |